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ルーズリーフメモ帳の思わぬ活用法 [日常生活]

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誰にでも経験があると思うけど、何か用事を思いついて立ち上がり、歩いて行くうちに何をしようと思って歩き始めたのか思い出せなくることがある。休みの日にくつろいでいるときならともかく、朝の支度で時間に追われている最中に肝心な用件を忘れると、ダメージを受けかねない。
私は、一度仕事を完全引退し、半年経った昨年10月から再度仕事を始めた身である。半年の空白も手伝って、朝の支度がどうしてももたつき、時には「いけねぇー、ヒゲ剃るのを忘れてた」なんてことになっていた。
そこで、以前購入していたルーズリーフ式のメモ帳を活用することを思いついた。
メモ用紙に、タスクを1件だけ、例えば「ヒゲ剃り」とか「目薬」とか書き、順番にバインダーに綴っておく。「目薬」の指示にもとづき点眼してページをめくると、「メガネのくもり止め」のリーフが出てくる、という具合だ。
ふと思いついて動き出すのと違い、やることを目でも確認し意識に注入できるので、動作に移ってからやろうとしたことを忘れるようなことはなくなった。段取りなどを考える負担も軽減されので、脳の働きを別のことに使えるようになる効果もある。
出勤日が飛び飛びになることが多いため、バッグの中身を頻繁に入れ替えている。家の鍵を入れるのを忘れた、何てことが以前は起こりがちだった。持ち物リストを一枚書いて挟んでおくと、家を出る前に確実にチェックできるので、実に重宝する。この持ち物リストには、随分助けられた。
夜点鼻薬を使っているけど、以前は点鼻を忘れたり、点鼻したかどうかさえ自信が持てなくなることすらあった。タスクリーフに登録することで、こうした失敗はなくなった。
三日坊主対策にも、有効に作用している。「4行日記」と「真向法」の2枚が綴ってある。どちらも私にとって典型的な三日坊主アイテムだ。タスクリーフに登録してから、珍しく順調に続いている。
最近追加したリーフには次の言葉を書き、一日の最後に目にするようにしてある。

「今日も良い一日を ありがとう お休みなさい・・・」

机上台 [日常生活]

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64歳で他界した母は、首から肩の凝りがひどく、よく痛がっていた。当時の湿布薬といえばトクホンが定番だ。母は、痛いところを指先で抑えながら、「ここを真ん中にして」と言って、子どもたちにトクホンを貼るのをよく手伝わせていた。
去年の3月頃から、私自身が首から肩の痛みに苦しむようになった。首の痛い所はゴリゴリになってしまうほどだ。母が痛がっていたのと、同じような場所が痛いことに気が付いた。
4月に整体院で診ていただいたら、姿勢の悪さを指摘された。首が前に傾き、背中を丸めた格好になっていたらしい。ちなみに先生自身は、パソコンを高い位置に置き、首を下に傾けない姿勢で操作をしている、と言っていた。
去年の3月に痛みがひどくなったことで思い当たるのは、ガラケーをスマホに変えてから1年ほど経った時期であることだ。以前からパソコン操作などで、首を下に向けた悪い姿勢が多かったことに加え、スマホ操作でうつむいている時間が格段に増加したことが、症状が現れた原因かも知れない。
ネットで「首猫背」とか「ストレートネック」のキーワードで検索すると、似たような症状がヒットする。症状としては、コリによる痛みのほか、頭痛などもあるようだ。幸い私は、頭痛には悩まされていない。
母は、下を向いて台所仕事や針仕事などを一日中やり続け、「首猫背」、「ストレートネック」に当たる症状がでていたと思える。トクホンを貼っても、気休めにしかならなかったに違いない。
人間の脊椎は、腰のすぐ上辺りの腰椎が前彎し、背中辺りの胸椎が後彎し、首の頸椎が前彎しているのが本来の形になる。顎を突き出すようにして頭を前に出し続けると、釣竿で魚を釣ったときのように、背骨から首の骨全体が後ろに彎曲してしまい、前彎するべきところが変形てしまう。これが、首、肩の激しい痛みの原因になるようだ。
自宅でパソコンを操作するとき、下を向かないで済むよう机上台を購入し、16センチほど高くした。当然キーも高くなり少し打ちにくくなるが、FaceBookのコメントを入力する程度なら苦にはならない。写真の外付けのキーボートは、ちょっと長めに入力するときのために、念のため準備した。
首の位置と、腰の前彎維持に気を付けていたら、安静時に首、肩に痛みを感じることはほとんどなくななくなった。スマホをいじるときも、目の高さに持ちあげて操作するように気を付けている。
それはそうと、今年誕生日がくると、私は母の享年と同じ年齢になる。何だか、時間が体の中に蓄積しているような感じがする。

JR日暮里駅 [日常生活]

JR山手線日暮里駅は、改修が進みエキナカの商店が充実してきている。京成線に乗り換えると、成田空港にスカイライナーや在来線で行くのに便利だ。
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秋葉原方面のホームに立つと、年季の入った線路の再利用と思われる柱が厚塗り塗装の風化で、いい味を出していた。
「京成線」の文字は、JRから京成線に乗り換えるデッキを示している。
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振り返ると、京成日暮里駅が見える。こちらも改修が済み、立体化し、従来のゴチャゴチャした印象が大分緩和されている。

「生き残る判断 生き残れない行動」アマンダ・リプリー著 [日常生活]

本紹介:「生き残る判断 生き残れない行動」アマンダ・リプリー著、岡真知子訳、光文社、2009年12月発行

震災だけでなく、だれでも台風、火災、大きな事故などに遭う可能性があります。
大好きな海外旅行に行っても、飛行機やホテルなどで事故や火災に遭うこともあります。こんな時、生き残る人と残れない人がいます。命の危険にさらされたら、人はどのように反応し、行動するのでしょうか。一体何が生死を分けるのでしょうか。
筆者のアマンダ・リプリーは事故や事件の記録を詳細に調べ、生き残った人に会って証言を集め、専門家の意見を聞き、集大成としてこの本を書き上げ、これらの疑問の解明に取り組んでいます。
飛行機で旅行するとき、同行している友人に「安全のしおりや脱出口の確認などをした方がよい」などと話しかけても「事故に遭ったら何をしても死ぬのは一緒だよ」とうるさがられるだけで、話を聞いてもらえないことがよくあります。しかし、統計上、「1983年から2000年の間に起こった重大な事故に巻き込まれた乗客のうち、56パーセントが生き残った」(18ページ)となっています。「全員即死」という選択の余地のない事故ばかりでなく、重大な飛行機事故でも半数以上の人が生き残っているのです。また、規則を無視した行動をとり、本人だけでなく他の乗客の命をも脅かす行為もあります。例えば、救命胴着を機内でふくらませて身動きできなくなったり、手荷物を持ち出そうとして通路をふさいだり、前の人を押したり、脱出シュートに飛び乗るのをためらって時間を無駄に使ったり、さまざまです。
地震、台風、火災、大きな事故などに遭遇したとき、人はどのような反応を示すのでしょうか。ほとんどの人は脳が働かなくなるそうです。多くの人が、「事故が起きたとき判断して対応すればいいし、その時になってみなければ分からないことが多いので、普段から心がけようなどと言われても、やる意味があるとは思えない」と考えているのではないでしょうか。残念ながら、事故に遭遇したとき自動的に身体が動くように、事前にインプットしておかないと、生き残る行動がとれないと考えていた方がいいのです。
爆発音を聞いたり、煙や炎を見たら、ほとんどの人が避難を始めると考えられがちです。ところが実際は「否認」という行為にでて、「何もしない」人がほとんどだそうです。この時誰かが、大きな声できっぱりと、「立ち上がって、後ろの避難口から避難しなさい」と指示をすると、やっと動き出すのです。

本書で紹介されている、「恐怖に打ち勝つ法」を紹介します。(148ページ)
それは簡単な呼吸法です。グリーンベレーやFBI捜査官にも伝授されているそうです。
「4つ数える間に息を吸い込み、四つ数える間息を止め、四つ数えるあいだにそれを吐き出し、四つ数える間息を止める。」
とても簡単です。
その他に、1日に40分間黙想する人も恐怖に打ち勝つ力が強いとしています。(150ページ)でも、「黙想」をどうやったらよいかは紹介されていません。

この本を読んで、私自身の行動で変化したことがあります。
それは、通勤時安全設備の場所などをチェックしながら移動することにしました。
ホームに設置された「非常停止ボタン」の場所、AEDの設置場所、車内の車掌さんと話ができるボタン、消火器に場所など、毎日同じ所を通っていますが、繰り返し脳にインプットするよう心がけています。
心がけの効果が実証されるような事態には遭いたくはないけれど。

久々の成東イチゴ街道 [日常生活]


津波 千葉県山武市蓮沼
311東日本大震災以来、車に乗るのを控えていましたが、今日は久々九十九里海岸まで行きました。YouTubeで蓮沼海岸を襲った、津波の動画を見つけ、気になって出かけてきました。
というのも、毎週のように成東まで出かけて、イチゴ街道にある直売所でイチゴを買うのを楽しみにしていたからです。行きつけの直売所に行ったら、無事開いていました。
地震当日の様子を伺ったら、大きく揺れて停電になってテレビが見られなくなってしまい、どんな地震が起きたのか分からなかったそうです。揺れとしては、1987年の千葉県東方沖地震の方が酷かったと言っていました。その時、そこのお宅も含め、多くの家で屋根瓦が壊れ、修復していたので、今回は周辺の家も含め、瓦屋根が壊れて家はほとんど無かったそうです。
この後、蓮沼海岸へ行きました。
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海岸近くには、「被災ごみ置き場」ができていました。畳などがたくさん集まっていました。


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山武市の管理です。


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この先に浜があり海につながっている。右側に津波にえぐられた跡が見えた。
タグ:津波 蓮沼
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スーパー事情 [日常生活]

今朝、近所のスーパーに8時半の開店時刻を見計らって行った体験です。
買い急ぎや買い占めを奨励する意図はありませんので、念のためお断りします。
私は、ここ数年納豆を欠かしたことがありません。「あるある大事典」が納豆のダイエット効果をでっち上げた時を除いて。先週9時頃行った時は、量は少なかったけど納豆が置いてあり、お客さんも目の色を変えて殺到する雰囲気はなく、1家庭1つ限定でしたが、焦らず買えました。
納豆が切れてきたので、昨日9時過ぎに行ったら、先週より状況が悪化していて、「本日の分売り切れ」の表示がでて、棚が空っぽになっていました。
それで、今日は開店時刻の8時半に行きました。何と、2つある入口には、今まで見たこともない長蛇の列ができていました。
私の目指す納豆は、左側の入口が有利なので、左の入口の列に並びました。
いよいよ開店です。どんどん吸い込まれていきます。横入りする人もちらほらいますが、大きな喧噪もなく中にはいりました。すると、カゴが市民マラソンの給水所のように人が群がり、押し合い状態になってました。何とかカゴを手に入れ、目指す納豆の棚に。納豆の前は人だかりができていました。ま、何とか無事納豆を1パック手に入れました。
人々が必死になっていたのは、納豆よりも牛乳などの飲料のようでした。
我が市も上水道から放射線が出たので、水にも人が群がっていました。昨日は、それほどでも無かったのですが、今日は大変な勢いでした。我が家はもともと非常時用にペットボトルの水は備蓄していたので、争って買う必要はありません。

家族で複数で来ている人は、分業してたくましく買い物をしていました。
カゴには目もくれず中に入って、納豆、牛乳方向に走る人、水の列に並ぶ人、カゴを手に入れ追いかける人の役割分担をしてます。組織戦には勝てません。
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